川久保一人暮らし
『オッケイ』
約6年前にに突然思い立って以降、東京、大阪含め様々な土地に場所を見つけては身ひとつで飛び込むなどして、そしてそれぞれの場所で主に若さと愛嬌を入口に信じられないほどの愛や次の場所をいただくなどして、一人芝居を上演してきた川久保晴(27)が、「学生ではなくなった」を寂しがってる間に若いひとでもなくなってきている自身の年齢に直面しながら、だからというわけではないのだけれどずっと自分のノートには当たり前にあった劇場での単独公演という段階に、気持ちとしては満を持して、踏み切る、第一回目の公演である。
踏み切り始めたのは27歳だったけれど今はもう28歳であることも、この数年があまりに人には見せたくないような初めて出会う自分に沢山出会っては動揺した情けない期間だったことも、この時間がきっとこの公演や今日からの自分の一番の味方になることも、この公演がこれまでのひとつの集約でありこれからの始まりのような位置づけであることも、きっと、今言わなくてオッケイ。
でも私の公演なので、たぶん言ってもオッケイ。
<作・演出・出演>
川久保 晴
<スタッフ>
舞台監督:青野守浩
照明:緒方稔記(黒猿)
音響:大嵜逸生(くによし組)
宣伝写真:保坂萌
スタイリスト:カワグチゴウ
振付:植松ゆき(NICO×frogs)
制作:松本悠(青春事情)
あまりにも多岐にわたるサポート(母):伊達香苗(MCR)
協力:黒猿、くによし組、ムシラセ、NICO×frogs、青春事情、MCR、BLUE LABEL
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]
主催:川久保晴
劇場
下北沢 OFF・OFFシアター
住所:東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F 電話:03-3424-3755
小田急線・京王井の頭線 「下北沢駅」 徒歩約5分